20代は仕事重視が約6割も、長時間労働は望まない傾向
2027年卒業予定の学生を対象とした最新の調査で、59.3%の学生が「20代ではプライベートより仕事を重視したい」と回答しました。キャリアの土台を作る時期として、仕事に打ち込む意欲の高さがうかがえます。しかし、決して「無制限に働きたい」わけではありません。許容できる残業時間は「週1~5時間」が47.5%と最多で、1日あたり1時間程度の残業を上限と考える学生が半数近くを占めています。30代以降は「ライフ重視」にシフトする傾向も見られ、若いうちにスキルを磨きつつも、私生活とのバランスを保つ冷静な視点が特徴的です。



4人に1人が70歳以上まで働くことを想定しストレスの少なさを重視
将来の就労期間について、4人に1人が「70歳以上まで働く必要がある」と回答しました。年金受給開始年齢の引き上げや社会情勢を背景に、現在の学生は「長く働き続けること」を前提としたキャリア形成を意識しています。長期的な就業を維持するために必要な要素としては、「精神的なストレスが少ないこと(72.9%)」や「収入が安定していること(70.3%)」が上位に並びました。心身の健康を損なわず、安定した環境で無理なく働き続けることが、現代の学生にとっての理想的なキャリア像となっています。


職場のイベントには前向き。適度な距離感での関係構築を希望
職場の人との関わりについては、意外にも「忘年会や決起会などの節目イベントに参加したい(56.8%)」という声が過半数を超えました。また、入社時の歓迎会を希望する学生も47.4%に上ります。デジタルネイティブ世代であっても、対面でのコミュニケーションや組織への馴染みやすさを求めていることがわかります。ただし、自由回答からは「休日にまで拘束されるのは避けたい」「仕事の時に親しくできる距離感が良い」といった声が目立ちます。プライベートを侵食しない「適度な距離感」での人間関係が、職場定着の鍵となりそうです。


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