
入社への期待は「学びと成長」が「給与」を上回る結果に
2026年入社の新入社員を対象とした意識調査において、入社に向けての期待は「色々なことを学び成長できる」が65.5%でトップとなりました。これは「給料がもらえる」(59.9%)を上回る結果であり、次いで「社会の役に立てる」(44.0%)が続いています。多くの新入社員が、単なる報酬以上に、自己成長や社会貢献に重きを置いたキャリア形成に価値を見出していることがわかります。

また、理想の社会人像については「助ける人(周囲の気持ちに寄り添い、支援を惜しまない)」が1位となっており、競争よりも協調や貢献を重視する傾向が強まっています。入社を控えた現在、彼らはアルバイトを通じた就業経験や、生活習慣の改善、専門知識の習得など、社会人としての土台作りに積極的に励んでいます。


将来の役割は「今後決めたい」が最多、適性を見極める意向
将来会社で担いたい役割については、「まだはっきりしておらず、今後決めていきたい」が45.5%で最多となりました。専門職志向(27.1%)や管理職志向(18.0%)といった特定のキャリアパスを現時点で定めている層を大きく上回っており、まずは実務を通じて自身の適性やキャリアの方向性を見極めたいという、慎重かつ柔軟な姿勢がうかがえます。

自由回答では、「自分の強みがどこにあるか把握できていないため、経験を通じて探りたい」「適性を見極めてから昇給にも目を向けていきたい」といった声が多く寄せられました。最初から明確な目標を持つことよりも、組織の中での自身の立ち位置を模索しながらステップアップしたいという、現代の新入社員らしいリアリティのあるキャリア観が反映されています。

会社に求める支援は「上司に相談できる機会」がトップ
キャリア形成において会社に求める支援として、「上司に相談できる機会」が42.9%で1位となりました。次いで「新たなスキル習得支援」(29.3%)が続き、実に98%以上の新入社員が会社からの何らかの支援を期待しています。これは、自律的な成長を望む一方で、孤立することを避け、適切なフィードバックや対話を通じた導きを求めていることの表れといえます。

新入社員が安心して相談でき、日々の業務の中で成長を実感できるような、組織全体での意図的・計画的な育成設計が企業側に強く求められています。若手社員のポテンシャルを最大限に引き出すためには、個々のキャリア観に寄り添ったコミュニケーションの質が、今後の人材定着と活躍の鍵を握ることになりそうです。

企業概要
- 企業名
- ALL DIFFERENT株式会社
- 事業内容
- 人材育成・組織開発支援事業





